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公認会計士・税理士がiDeCo(イデコ)の制度を解説します

iDeCo(イデコ)の流れを解説!加入から給付までの全体を知っておこう!

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iDeCo(イデコ)という聞きなれないけど、興味がある!という人はいっぱいいると思います。

何しろ、節税ができる!自分だけの年金ができる!優遇がある!と聞けば誰でも興味が沸きますし、しかも国が政策として後押ししているのですから安心してお金を預けることができます。

今日はそんな、iDeCo(イデコ)に入りたい!と思った人がどのように加入すればいいかの概要を書いていこうと思います。

iDeCo(イデコ)は金融機関で申し込む

まず大前提としてiDeCo(イデコ)は金融機関で申し込みます。

正確には金融機関の中から「運営管理機関」として任命されている金融機関を選んで加入することになります。

年金というと、私たちは公的年金を思い浮かべてしまうのでどうしても「市役所?」「県庁?」「年金事務所?」などと思ってしまうのですが、iDeCoは銀行や証券会社などの金融機関が窓口になります。

銀行ですとみずほ銀行、りそな銀行などの銀行、また、野村證券や大和証券などの証券会社、楽天証券やSBI証券などのネット証券会社でも受付をしています。

iDeCo(イデコ)は加入する金融機関によって取り扱う商品や手数料・サービスなどが変わってきます。

金融機関を選ぶポイントについてはまた別の記事で紹介します。

iDeCo(イデコ)に加入し掛け金を支払う

iDeCo(イデコ)に加入するとその後は一定額の掛け金を支払います。

掛け金にはそれぞれ上限があり、自分の掛け金の範囲でお金を積み立てていくことができます。

自分の掛け金の上限については自分の属性によって違います。

ここで注意すべきは一度iDeCo(イデコ)に積み立てたお金というのは60歳まで引き出すことができません。

そのため、毎月の掛け金だけは無理のない範囲でコツコツと積み立てていくことが重要です。

iDeCo(イデコ)を運用する

掛け金を積み立てていくだけではお金は増えませんので、運用をします。

投資信託や定期預金などを選びながら自分が拠出したお金を運用していきます。

あんまり投資をしたくない!と思っている人は定期預金に入れればいいですし、積極的にお金を運用したい!と思っている人は海外の株式などに投資することもできます。

おすすめは60歳までどうせ引き出せない超長期の投資であれば分散させて、ある程度のリスクとノンリスクのバランスを取ることがおすすめです。

また、金融機関によっては取り扱いの商品のラインナップが違ってきます。

20個ほどの商品しかないところもあれば100個以上の相手に投資できるようなラインナップを用意している証券会社もあります。

運用後は定期的に運用報告書が送られてきます。多くの金融機関がウェブページにアクセスすれば適時に運用状況を確認することができます。

iDeCo(イデコ)の年末調整・確定申告をする

iDeCo(イデコ)のメリットは節税や税金の優遇制度があることです。

しかし、その優遇自体はサラリーマンの人であれば年末調整を、それ以外の方は確定申告をすることによってメリットを享受することができます。

概要だけ、書くと10月か11月ごろになると、iDeCoを統括する国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」という書類が届きます。

年末調整の場合はそれをもとに年末調整の書類を会社に提出すればよく、確定申告であれば申告書に金額を記載して提出することになります。

 iDeCo(イデコ)の給付を受ける

給付とはお金を受け取ることです。

原則60歳以上にならないとiDeCo(イデコ)のお金は受け取ることができません。

ただし、何十年もかけて運用してきたものですから、運用成果によってはこれまで拠出してきた金額より何倍もの金額を受け取ることができるかもしれません。

なお、受け取りについては60歳以上であればいつでも受け取ることが可能です。

逆に言えば、70歳になるまで受け取らないという選択をすることができます。

ちなみに60歳以降は掛け金を拠出することができません。

受け取り方には一時金方式と年金方式で受け取る二つの方法があります。

なお、金融機関によっては一時金方式と年金方式を併用して一部を一時金、残りを年金方式で受け取るということができる場合もあります。

一時金方式で受け取る

これは積み立てていたお金を一気に全額受け取る方式です。

所得税法上は会社の退職金と同じような性質とみなされるため、「退職所得」という扱いになります。

退職所得は多くの税制上のメリットがある受け取り方になります。

年金方式で受け取る

これは積み立てていたお金を分割して受け取る方式です。

これは公的年金のように拠出して積み立てたお金を何年かに分けて受け取る方法です。

この方法ですと所得税法上は雑所得の分類になり、公的年金等掛金控除という方法で控除され、65歳以上ですと120万円までなら税金がかかりません。

 

どちらの方式で受け取るほうが有利なのかは、60歳を過ぎた後の自分の収入状況や退職金の金額によって変わってきますので、税理士に相談してみてください。

iDeCo(イデコ)の流れのまとめ

大枠のiDeCo(イデコ)の流れはわかってもらえましたでしょうか。

 

加入⇒掛け金の拠出⇒運用⇒年末調整・確定申告⇒給付

 

というの大枠の流れになります。

まずはしっかりiDeCo(イデコ)の大枠を理解してから、個別の疑問点を解決して、それから申し込むようにしましょう。